【紅葉の名所】石川県、那谷寺の見どころを徹底ガイド！

2023年8月29日
石川旅行
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小松空港から車で約23分の所に那谷寺はあります。那谷寺の始まりは奈良時代の717年に白山を開いた泰澄大師により創建された、歴史ある寺院です。
小松空港を利用して、金沢観光へ行かれる方は、ぜひ立ち寄って頂きたい場所です。特に、紅葉シーズンには多くの観光客で賑わう、紅葉の名所としても有名です。

那谷寺専用駐車場

小松空港から、わずか20分足らずの位置に那谷寺はあります。
専用駐車場も目の前にありますので、車を止めて直ぐに那谷寺を見学することが出来ます。

お土産「花山亭」

駐車場の前には「花山亭」というお土産屋さんとお食事処がありますので、是非立ち寄ってみてくっださい。
それでは、いよいよ那谷寺へ向かいます。

駐車場横に入口があります。

那谷寺受付

しめ縄をくぐるとすぐに受付があり、受付で拝観料600円（中学生以上）を支払い、中へ入ります。受付は9：15～16：00までです。

那谷寺山門

受付からすぐに、山門がありますので、どんどん進みましょう！

金堂華王殿（けおうでん）

山門をくぐって、直ぐ左手に金堂華王殿があります。
十一面千手観世音菩薩をお祀りする金堂は、平成2年（1990年）の再建で鎌倉時代の和様建築様式、総桧造りです。南北朝の戦火で消失以来、650年ぶりに再建されました。

参道

参道を進むと、数百年を経た杉椿の樹林に囲まれ、江戸期に寄進された石灯篭が並ぶ静謐な参道が真っすぐに伸びています。

国の名勝指定「奇岩遊仙境」

そそり立つ奇岩霊石に、いくつもの窟が開口して観音浄土浮陀落山を思わせます。昔は海底噴火の跡であったと伝えられ、永い年月の間、風と波に洗われて現在の奇岩が形成されたそうです。

不動明王の霊水

不動明王の霊水は写真も門の向こう側にあります(;^ω^)写真を撮っていません！ごめんなさい。
古来より涸れることなくこんこんと湧き続ける霊水なんだそうです。

稲荷社

不動明王の霊水の奥に岩を切り出した階段の先に稲荷社があります。

重要文化財の「大悲閣（本殿）」

白山信仰の重要な位置にある本殿は、一向一揆の兵乱で荒廃しましたが、前田利常公の庇護により寛永19年（1642年）に再建されました。本殿は「大悲閣」と呼ばれ、岩壁に寄って屋根を造らず唐木造、向拝、柿葺となり、四方の欄間に山上善右衛門作の透かし彫りが施されています。
昭和16年（1941年）に国宝指定を受け、昭和24年（1949年）に解体修理、昭和25年（1950年）に重要文化財に新指定されました。大悲閣拝殿・唐門・本殿の３つの重要文化財建造物を総称して本殿と呼んでいます。

いわや胎内くぐり

大悲閣（本殿）中には本尊の十一面千手観世音菩薩を安置する「いわや胎内くぐり」があります。ウマレキヨマル場所をご体感ください。

三重塔

寛永19年（1642年）、徳川家綱の生誕祝に前田利常が建立したものと伝えられています。三層とも扇垂木の手法で各層ごとに組み立てられており、扉に浮き掘りされた唐獅子と牡丹と相まって美麗です。内には胎蔵界大日如来を安置しています。

風月橋

奇岩遊仙境を眼下に展望台へとつながる高台の朱色の橋です。景色を眺めながら展望台へと向かいます。

展望台から見た奇岩遊仙境

展望台からの奇岩遊仙境の眺めは心に焼き付くほどの美しさで、季節を問わず「境内で最も美しい眺め」と称されています。是非ここで記念写真を！

芭蕉句牌庚申塚・翁塚・庚申塚

「石山の石より白し秋の風」と彫られた句碑は天保14年（1843年）芭蕉150回忌に建立したものだそうです。
その横には、翁塚・庚申塚があり、庚申さんは、縁結びの神様として信仰され、昔から親しまれているそうです。

護摩堂

寛永年間に建てられ、昭和16年（1941年）に国宝指定を受け、同年に解体修理、昭和25年（1950年）に重要文化財に新指定された、修行を行う場所です。

重要文化財「鐘楼」

寛永年間に建てられ、昭和16年（1941年）に国宝指定を受け、昭和25年（1950年）に重要文化財に新指定され、昭和28年（1953年）に解体修理されたとの事。内部に吊るされている鐘は、朝鮮招来のものと伝えられています。

那谷寺DATA

住所：〒923-0336 石川県小松市那谷町ユ122
拝観時間：9：15～16：00
拝観料：大人600円　小学生300円　乳幼児　無料
定休日：年中無休
駐車場：無料（普通車約200台）
アクセス：小松空港から車で約23分　金沢駅から車で約1時間　JR北陸本線で約1時間15分
公式サイト：那谷寺公式サイト
※情報は2023年８月時点のものです。