兼六園に隣接する金沢城公園は、金沢を代表する観光名所の一つです。兼六園とセットといっても過言ではありません(笑)なので、兼六園に行ったなら金沢城公園も一緒に回りましょう!
- 金沢城公園ってどんなところ?
- ① 加賀百万石の大大名「前田利家」が残した城跡
② 石川県の桜の名所
- 金沢城公園の見どころと散策ルート
- ③ 金沢城公園へは石川門がおすすめです!
④ 長い建物が目を引く「五十軒長屋」と「菱櫓」
⑤ 二の丸の正門「橋爪門」と「橋爪門続櫓」
⑥ 玉泉院丸庭園と玉泉庵
⑦ 鼠多門・鼠多門橋
- 行く前に知っておきたい!金沢城公園の魅力
- ⑧ 石垣の博物館!石垣ガイドまでいる金沢城の石垣
⑨ 毎日開催!(外周部分のみ)ライトアップが美しい夜の金沢城
⑩ 金沢城公園へのアクセスと便利な駐車場
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金沢城公園ってどんなところ?
① 加賀百万石の大大名「前田利家」が残した城跡
金沢城の歴史は、古くは天文15(1546)年に本願寺が金沢御堂を創建したことに始まります。
その後、天正8(1580)年に織田信長の命を受けた佐久間盛政が築城を始め、3年後の天正11(1583)年に前田利家が入城し、明治2(1869)年まで加賀藩前田家14代の居城として約290年間繁栄しました。
その後、何度も火災に見舞われ「石川門」と「三十間長屋」以外の建物は全て焼失してしまいましたが、復元工事が進み、2001年から「金沢城公園」として一般公開をスタートし現在に至ります。
② 石川県の桜の名所「金沢城公園」
例年4月上旬から中旬にかけて満開を迎える石川県の桜の名所「金沢城公園」。毎年、ソメイヨシノ、ヒガンザクラ、ヤマザクラなど約400本物桜を見に観光客が訪れます。夜にはライトアップされた美しい夜桜は一見の価値ありです!
写真は、「大手堀」や「菱櫓(ひしやぐら)」の内堀に沿って咲き誇る桜です。あとは石川門の桜もビュースポットとして人気です!
ぜひ春の金沢観光を計画してみては?
金沢城公園の見どころと散策ルート
③ 金沢城公園へは石川門がおすすめです!
金沢城公園への入り口は全部で5つ。ほとんどの方は「兼六園」も行かれると思いますので、併せて楽しみたい方は、兼六園の向かい側にある石川門からスタートするのがおすすめです。金沢城公園のメインゲートでもある為、先ずはこの石川門からのスタートがいいと思います!
④ 長い建物が目を引く「五十軒長屋」と「菱櫓」
「五十軒長屋」(ごじゅっけんながや)
三の丸の広場からは圧倒的な五十間長屋(菱櫓と橋爪門続櫓を結ぶ多門櫓(たもんやぐら))。の姿を見ることができます。ものすごく長いです(;^ω^)ここは武器などを保管する倉庫です。
きっと戦になると、城壁の役目もあったのでしょうね。
ここ、五十軒長屋で「御城印」を購入することが出来ます。集めている方や、興味のある方はぜひ!
【菱櫓・五十間長屋・橋爪門続櫓・橋爪門】は入場は有料ですが、中でつながっています。城の建物をより身近にみることができます。「御城印」をもらう時に「御城印」代だけで少しだけ中に入ることが出来ます!
また、五十軒長屋は日本古来の木造軸組工法と呼ばれる木組みの工法で再建されています。釘やボルトを1本も使っていないそうです。
「菱櫓」(ひしやぐら)
その名の通り、死角を少なくするために、建物の平面が菱形になっています。
⑤ 二の丸の正門「橋爪門」と「橋爪門続櫓」(はしずめもんつづきやぐら)
天守閣を持たない金沢城では、二の丸が政治の中枢を担っていました。 その二の丸の正門である橋爪門を見下ろす位置にある物見櫓がこの橋爪門続櫓です。三の丸広場から橋爪橋を渡り、橋爪門を通って二の丸へ向かう人々を監視するための重要な櫓でした。
⑥ 玉泉院丸庭園(ぎょくせんいんまるていえん)
玉泉院丸庭園は、加賀藩三代藩主「前田利常」による寛永11年(1634)の作庭を始まりとし、その後五代「綱紀」や十三代「斉泰」などの歴代の藩主により手を加えられながら、廃藩時まで金沢城内玉泉院丸に存在していた庭園です。
歩き疲れたらちょっと一息「玉泉庵」
兼六園、金沢城公園と散策して歩き疲れたら、是非立ち寄って頂きたい場所があります。休憩にはもってこいの場所。美しい庭園を眺めながら、美味しいお抹茶と生菓子はいかがでしょう?
730円ですが、とっても美味しく、庭園で心安らぎますので、ぜひお立ち寄りください!
⑦ 鼠多門・鼠多門橋(ねずみたもん・ねずみたもんばし)
鼠多門は、金沢城の西側の郭である玉泉院丸に位置し、木橋(鼠多門橋)により接続される金谷出丸(現在の尾山神社境内)からの出入口として機能していましたが、明治10年(1877)に鼠多門橋が老朽化のため撤去され、明治17年(1884)には鼠多門も火災により焼失、周囲の水堀も埋め立てられ面影は失われていました。しかし、約140年ぶりに復元整備され、往時の姿が甦りました。
この鼠多門橋を渡ると、尾山神社となります。
行く前に知っておきたい!金沢城公園の魅力
⑧ 石垣の博物館!石垣ガイドまでいる金沢城の石垣
金沢城ほど多種多様の石垣が存在する城は全国に例がありません。金沢城には石垣ガイドなる人たちもいます。
出入口や庭園といった場所に応じて、特殊な技術やデザインが工夫されたこと、また何度も修築が繰り返されたことなどから、現在、さまざまな種類の石垣を見ることができます。
写真を見てもわかるように、同じお城なのにこんなに石垣が違うんですよね・・・そんな石垣もちょっと気にしながら回るとより楽しいかもしれませんね!
まるでアート!玉泉院丸庭園に面した石垣(切石積み)
色紙短冊積みなどさながら石垣の美術館のような玉泉院丸庭園に面した石垣群です。
金沢城の中で、この「河北門」の石垣が一番きれいだそうです。と近くにいた石垣ガイドさんがお客さんに言ってました(;^ω^)
⑨ 毎日開催!(外周部分のみ)ライトアップが美しい夜の金沢城
玉泉院丸庭園のライトアップ
金沢城公園と玉泉院丸庭園では、毎週土曜日と指定日に、夜間開園とライトアップを実施しています。もちろん入園は無料です!
開催時間は、日没〜午後9時まで※外周部の石垣ライトアップは毎日22時まです。
詳しい日程等は公式ページでご確認下さい!→金沢城公園・玉泉院丸庭園ライトアップ
ライトアップされた夜の鼠多門・鼠多門橋
金沢城公園外周部の石垣ライトアップは、毎日22時まで実施されています。
ぜひ夜のお散歩がてら、見学に行くことをお勧めします!
⑩ 金沢城公園へのアクセスと便利な駐車場
【年中無休】石川県兼六駐車場
金沢城公園へお車で行かれる場合は、兼六園と金沢城公園の間にある「兼六駐車場」が便利です。
令和5年にリニューアルしたとても綺麗で大きな駐車場ですので、満車になることもあまりないと思います。
石川県兼六駐車場
住所:〒920-0932 石川県金沢市小将町1−53
営業時間:24時間営業
料金:1時間350円 超過30分毎に150円
金沢城公園へのアクセス
※ごめんなさい!6番のバス乗り場の写真がありませんでした。
金沢駅東口6番のりばから11石川県立図書館ゆきに乗車10分ほどバスに乗り「兼六園下・金沢城」下車、そこから徒歩4分ほどで金沢城公園の石川門に到着します。
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