京都のおすすめ人気観光地「南禅寺」の見どころ!

春の京都「南禅寺」

京都が誇る、圧巻の美しさ!「南禅寺」




京都でも一、二を争う人気観光地、左京区にある「臨済宗大本山 南禅寺」永観堂とともに紅葉の人気スポットとして有名ですが、南禅寺は紅葉だけではありません!
春には、初夏のもみじ、秋の紅葉、冬は雪景色と四季を通じて見どころ満載です。
また、南禅寺は景観の美しさだけではなく、名庭や重要文化財など見どころも豊富にあり、様々な角度から境内を楽しむことができます。
ガイドブックにも旅行サイトのおすすめスポットにも、必ず出てくるベタな人気観光地なのですが、それでもやっぱり京都旅行に南禅寺は外せません!
そんな、南禅寺の見所を改めてご紹介していきます!
※本ページはプロモーションが含まれています。
京都府 蹴上(けあげ)駅

京都名物「ねじりまんぽ(蹴上トンネル)」

先ずは、南禅寺までのアクセスをご紹介します。
\南禅寺までのおすすめルート(´∀`)/
おすすめは京都駅から地下鉄烏丸線「烏丸御池駅」で地下鉄東西線「蹴上(けあげ)駅」に乗り換えます。蹴上駅から徒歩約6分で南禅寺到着です!(京都駅からは約25分)
蹴上駅から歩いてねじりまんぽ(蹴上トンネル)を抜ければ、南禅寺はすぐそこです!

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南禅寺「三門」

高さ22mを誇る、南禅寺「三門」

三門とは、仏道修行で悟りに至る為に透過しなければならない三つの関門を表す、空、無相、無作の三解脱門を略した呼称です。山門と書き表すこともある、寺院を代表する正門です。
南禅寺の三門は、日本三大門の1つに数えられるほどの名門で、別名「天下龍門」と呼ばれています。



三門の上層の楼「五鳳楼」からの景色

「絶景かな、絶景かな~」で有名な三門の「五鳳楼」からの景色はまさに絶景!

秋に三門の上層の楼「五鳳楼」に上がると紅葉に彩られたもみじが一面に広がり、遠くには、京都の街並みを見ることができます。
高さ22mから京都市内を一望できる「五鳳楼」の景色は、春は桜、初夏はもみじ、秋は紅葉と季節によって大いに楽しむことができます。
「絶景かな、絶景かな~」は歌舞伎「楼門五三桐(さんもんごさんのきり)」で石川五右衛門が叫ぶ名台詞ですが、石川五右衛門が「絶景かな~」と愛でたのは、満開の春の桜でしたが、秋の紅葉も負けず劣らずの絶景です!

南禅寺「天授庵」

南禅寺 天授庵(てんじゅあん)

南禅寺の塔頭のひとつで、暦応2年(1339年)に南禅寺の第15世であった虎関師錬が、南禅寺開山である無関普門を祀る開山塔の建立を願い出た折に、その庵として創建されたました。
応仁の乱で焼失しましたが、慶長7年(1602年)に細川幽斎によって再建されました。

天授庵 枯山水庭園の東庭

南禅寺 天授庵の枯山水庭園の東庭(江戸時代初期)




紅葉がライトアップされた南禅寺「天授庵の枯山水庭園の東庭」です。※天授庵ライトアップ(11月中旬~11月末頃)
天授庵は枯山水と池泉、2つのお庭があるので、それぞれの美しさを一度に楽しむことができます。

天授庵の池泉回遊式庭園

池泉回遊式庭園の書院南庭(南北朝時代)

天授庵の書院南庭には2つの池がる池泉回遊式庭園。南北朝鮮時代に作られ、秋にはもみじが水面を彩り、美しい風景を堪能できます。

南禅寺「水路閣」
水路閣のレンガのアーチ

赤煉瓦の美しいアーチ。南禅寺「水路閣」(疏水)

南禅寺を代表する観光スポットの一つ、「水路閣」。近年は、ドラマや映画、アニメなどの舞台としてもお馴染みですが、京都の近代化を語るうえで、欠かせない建造物となっています。
「水路閣」(疏水)は、琵琶湖から京都市内に向けて引かれた水路で、滋賀県大津市で取水され、南禅寺横を通り京都市東山区蹴上迄伸びています。疏水の工事は1885年に始まり、1890年に竣工しました。
赤レンガのアーチは見事な曲線美を描き、南禅寺の和風建築にマッチし、独特な雰囲気のある美しさを湛えています。水路閣には近づいて触ることもでき、近くの階段を登れば、水路閣を上から見ることも可能です。

禅林寺殿跡
水路閣を潜り、階段を上がると禅林寺殿跡に南禅院があります。
南禅寺「南禅院」

南禅寺発祥の地「南禅院」

南禅院は天皇とゆかりの深いお寺。後嵯峨天皇の息子である亀山天皇は、正応2年(1289)離宮で出家して法皇となられ、離宮を寄進して禅寺とし大明国師を開山とされました。ここはその離宮の遺跡であり、また南禅寺発祥の地です。
南禅院方丈は、元禄16年(1703年)徳川綱吉の母、桂昌院の寄進によって再建され、総桧の入母屋造こけら葺きです。内陣中央には亀山法皇御木造(重要文化財)が安置されています。また、庭園の東南隅には亀山法皇のご遺言により御分骨を埋葬した御廟があります。



南禅院 池泉回遊式庭園

名庭!南禅院 池泉回遊式庭園

南禅院 池泉回遊式庭園は、数多くの国の文化財庭園が残る京都で唯一の鎌倉時代の国指定名勝庭園
江戸時代の枯山水庭園である「南禅寺方丈庭園」「金地院庭園」とも全く印象が異なる鎌倉時代末期の池泉回遊式庭園です。作庭は亀山法皇ともいわれ、早くから京都の三名勝史跡庭園の一つに指定されています。(なんと大正時代、約100年も前の話です!)

南禅寺 本坊

南禅寺【本坊・方丈・法堂】※写真は本坊 大玄関

三門横の坂を登ると、南禅寺の本坊があります。白壁とそれを区切る黒々とした木材、すっきりとした屋根の稜線が美しく、天井のない吹きぬけ造りが特徴です。白壁の庫裏玄関を入ると「大方丈」「小方丈」へと続きます。

南禅寺「大方丈庭園」

名庭「大方丈庭園」

南禅寺の方丈は大方丈とその背後に接続した小方丈からなっています。慶長16年(1611年)御所の建物の下賜を受けて再建されました。寺伝では、この大方丈は天正年間(1573-1592年)の内裏清涼殿を移建したものとされていますが、清涼殿ではなく女院御所の対面御殿を移築したものとの説もあります。
大方丈前面の庭園は「虎の子渡しの庭」とも呼ばれ、小堀遠州の作と伝えられています。
南禅寺の方丈は昭和28年国宝に指定されています。

南禅寺「小方丈庭園」

南禅寺「小方丈庭園」

大方丈の背後に接続した小方丈は寛永年間(1624-1644年)の建築で、伏見城の小書院を移行したとされています。
内部に探幽筆と伝えられる群虎図(重要文化財)40面があり、「虎の間」と呼ばれています。
小方丈は別名「如心庭」と呼ばれ、昭和41年(1966年)に植彌加藤造園が作庭しました。



南禅寺「六道庭」
「六道庭」は六道輪廻の戒めの庭です。六道輪廻とは「この世に生きるもの全ては六道と呼ばれる、天上・人間・修羅・畜生・餓鬼・地獄の6つの世界に何度も生まれ変わる」という仏教の考え方です。
六道庭も昭和42年(1967年)に小方丈と同じ植彌加藤造園が作庭しました。
大方丈庭園は江戸時代初期に、小方丈庭園と六道庭は昭和40年代にそれぞれ作られていますから、1か所で江戸時代と昭和に作られた庭を見られるのは、なんとも感慨深いですね。

南禅寺「金地院」

以心崇伝建立の金地院

以心崇伝は徳川家康に重用された僧侶で、江戸時代に徳川幕府の法律の立案や、寺社統制に力を振るい「黒宰相」と言われた。
また、僧録司が置かれ、一塔頭寺院に留まらず江戸時代を通じて五山十刹以下全ての住職の任命権を持つ事実上の最高機関とされた。
以心崇伝が小堀遠州に依頼し、作庭されたと言われている、金地院の方丈前庭は「鶴亀蓬莱の庭」と呼ばれ、国の特別名勝に指定される名庭でもある。


DATA

住所:〒606-8435 京都府京都市左京区南禅寺福地町
営業時間:3/1~11/30 午前8時40分~午後5時00分
※天授庵のライトアップ期間17:30~21:00(20:45受付終了)実施日は公式HPをご確認下さい。
12/1~2/28 午前8時40分~午後4時30分
拝観料:境内無料
【三門】一般600円、高校生500円、小中学生400円
【南禅院】一般400円、高校生350円、小中学生250円
【方丈庭園】一般600円、高校生500円、小中学生400円
【金地院】500円※八窓席と方丈の拝観は事前予約と別途700円が必要
駐車場:有料(50台)
普通乗用車:2時間1,000円(2時間以上、1時間ごとに500円追加)
アクセス:地下鉄東西線「蹴上駅」下車徒歩約6分
公式サイト:南禅寺公式サイト


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